①戦車
バランス感覚がポイント。戦車を動かしている白黒のスフィンクスは、異なる二つの要素を暗示しています。例えば、仕事&プライベート、本業&副業、タイプの異なる人たちetcかもしれません。いづれにしても一つのことに集中するよりも全体的なバランスを意識して行動すると道が開けていくというメッセージ。もしかすると好き勝手な行動を取っている人たちの「交通整理」をするような立場にあるという意味で出てくる場合もあります。その場合は両方の顔を立てながら中道を狙ってくのが最善策となりそうです。
くわえて、何をか決めなくてはいけない状況下でこのカードが出てきたら「折衷案」が効果を発揮するかもしれません。ちょっと妥協する感じがして良くないかも、と思っても最終的にはバランスの取れた選択となるのではないでしょうか。
キーワード
バランス、両立、調整、リスクの分散
②審判
先延ばしにしていた課題や迷いについて、方向性を決めていきましょうというのがこのカードの意味です。一見、ネガティブに見える出来事でもそこには今後へのヒントが隠されているかもしれません。また、仕事や人間関係での区切りがあるかもしれませんが、「そろそろ次へと移る時期がきているかもしれないよ」とカードが語りかけているような気がします。
一度、方向性を決めると進むべき道が明確化してくるというのがこのカードのアドバイスです。まだ迷いが残っている場合には、ひとまずどうするか方向性を決めてみてシュミレーションをしてみるのもあり。
人間関係においては今までを振り返ってお付き合いを深める方、そうでない方とが見えてくるかもしれません。
キーワード
決断の時期、過去を振り返る、はっきりと見えてくる
③ワンド ５
チャレンジのタイミングがきているかもしれません。温めていた計画ややりたかったことがあれば実行に移してみるのを考えてみてはいかがでしょう。あえて競争に身を置いてみるのもあり。いざやってみると新たな発見があったり、他の人たちから刺激を受けたりできそうです。スポーツやレジャーなどいつもとは違った行動をしてみるのとインスピレーションが湧いてくるのではないでしょうか。
一方で、これまで続けてきた仕事や活動に関してはやや疲れの色が出てくる頃合いかもしれません。休養を取ったり、考えない時間を作ったりしてクールダウンを意識してみてはいかがでしょうか。
キーワード
競争、力試し、意見を表明してみる、フィードバックを得る
④愚者
ある程度のリスクはあるかもしれないけれど、新たな道へと進んでみよう。そう考えている人物が「愚者」です。裏返せば周囲の反応を気にしすぎたり、リスクを気にしたりしている状態を示しているのかもしれません。でも、やってみたいなら飛び込んでしまう方が良いのでは？とこのカードはメッセージを送っているように思えます。
もちろん、諸々のリスクを承知した上でチャレンジ精神がそれにまさるならば……という場合です。いきなり清水の舞台から飛び降りるのではなくて、身近なところから取り組んでみるのもありだと思います。ちょっと寄り道をしてみる、服装を変えてみる、習慣を変えてみるetcといったところから新鮮さを得ていくのも悪くないのではないでしょうか。
キーワード
チャレンジ、リスクを負う、思い切って何かをやる
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タカミ