タロットで見てもらって良かったから自分でも勉強してみようか考えているというお話を良くききます。
思い立ったが吉日ということで、是非はじめてみてはいかがでしょう。
まずはカードのデッキを手にとってシャッフルしてみましょう。インスピレーションが湧いてくることでしょう。
最初のうちはカードの意味がわからなくても、カードにはそれぞれことなった「表情」があります。じっくり眺めていると不思議と語りかけてくれるような感覚を得ることでしょう。そして、気がつけばそのカードがあなたにアドバイスを与え、勇気づけてくれています。
鑑定のためだけでなく、お守り代わりにも良いですよ。
とはいえ、タロットは色々なデッキ(種類)があります。
最初のカードはどれにしようか、迷いますね。
一番のおすすめはインスピレーションを大事にすることです。お店に行ったり、インターネットで見た図柄の中で「いい感じ」がするなと思うものを選んではいかがでしょう。
カードはいわばお友だち選びですから、仲良くできそうな感じの良いカードを選んでください。
でも、もしどのカードにしようか迷った場合はアーサーウエイトとピクシーこと、パメラコールマンスミスが作ったタロットカード、通称ウエイト版(もしくはライダー版)を選んではいかがでしょうか。
いつも鑑定で使用しているカードはウエイト版です。
図柄を描いたパメラコールマンスミスは葛飾北斎の浮世絵に影響を受けた人で、シンプルでいて核心をついた図柄は奥深くて日本人にも馴染みやすいデザインだと思います。お値段もお手頃ですし、研究書や指南書がたくさんありますからビギナーからプロまで幅広く愛用されています。
【番外編】
もし、もうちょっとオカルトチックな図柄が良いと思っているのであればクローリー制作、トートタロットがおすすめです。
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クローリーのトートタロット(Amazon)
こちらもウエイト版にならぶ定番カードですが、個人的にはおどろおどろしい感じがします。同時にミステリアスな魅力も孕んでいるようなイメージです。
また、ウエイト版と双璧をなすくらい、知名度が高いのはマルセイユ版。
マルセイユ版タロットカード(Amazon)
すべてのタロットの原点といえるような古典です。タロットに詳しくない人でも見たことがあるかもしれません。
タロットカードが欲しい方のためのご参考なればと思います。
タロットカードとの素敵な出会いがありますように。