１ 魔術師
魔術師は仕事や学業で成功を導くカードとされています。成功へのヒントはテーブルの上に置かれた四つの魔法の道具、カップ、ソード、ワンド、ペンタクルスに込められています。それぞれ人脈、スキル、意欲、収支の四つをあらわします。それらを意識していれば飛躍への足がかかりとなることでしょう。現状が仮に停滞しているとすれば四つを見直すと状況は改善していくはず。また、このカードは独立を意味しています。やってみたかったことにチャレンジしても良いタイミング。あるいは人間関係の変化、職場での立場の変化が起こるかもしれません。具体的には別れや新たな出会い、昇進や異動などが当てはまります。
キーワード
仕事での飛躍、達成、本領発揮
２ カップのペイジ
「答え」を求めている若者が描かれています。ここ最近、これからどう過ごすべきか考えている様子がカードにあらわれています。周囲の人々との意見の相違や違和感が強まっているのかもしれません。このタロットのアドバイスは「まずは自問自答が大切」です。答えは心の中にすでにある可能性が高いです。周囲の雑音をシャットアウトして、ご自分がどうしたいのかを見つめ直すと吉。道がひらけてきます。また、公私ともに新たな人間関係を築いていくチャンスが生まれてくるかもしれません。ご自身のインスピレーションを高め、より良い未来へのヒントをくれそうな人とのつながりを大切に。
キーワード
コミュニケーション、答えを導き出す、思索
３ ワンドの女王
意志の強さが試されている時期かもしれません。これまで一生懸命に取り組んできたことをスローダウンせず、一貫性を優先するのが吉。というのも周囲の気まぐれな反応に辟易してしまいそうな様子が出ています。それでもブレずにいると段々と状況が見えてくるはず。周囲もあなたの意図を徐々に理解したり受け入れたりしてくれる流れです。ワンドの女王はリーダーやお世話役という意味を持ちます。もしかすると仕事やプライベートで誰かを助ける立場になったり、責任ある立場になったりしそうです。全体を見渡す調整役として必要とされることでしょう。一方、ご自身に合わないことについてはなるべく負担を減らす工夫をするとさらにプラスに。
キーワード
初志貫徹、ブレない、指導役
吉か凶か良いか悪いか「だけ」ではなく、ご相談者の方のWell-being(より良い状態は何か)を最優先に考え、人生をより力強くハッピーに歩むためのヒントをみつけるお手伝いをするのが大切な役割だと考えています。
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タカミ