タロットには興味を強くひかれるカードが何枚もあります。カードはお馴染みの図柄なのですが鑑定なかの日々、新たな発見があります。
さて、尽きない魅力のあるカードのうちの一枚に「月」があります。
図柄には月が浮かび月面には悩んだ女性の横顔が描かれています。神様のお使いをあらわすロブスターが泉から出て長い道のりを行こうとしています。カードの意味は行く末、未来の不確かさをあらわします。
古代ローマの月の女神のことをLuna/ルーナといいます。ラテン語でルーナは月をあらわします。
そして、英語ではルナティックという言葉があります。「精神的におかしい」という意味です。
ヨーロッパでは月は人の心を惑わすものとされてきました。夜が「悪魔が支配する時間」といわれるように狼男の話があります。そして、日本でも「丑三つ」といわれる夜の「魔の時間」という感覚があります。
夜は人が悩みやすい時間帯です。月明かりが一見未来の光をしてしてくれているようで、実は惑わす存在ということになります。
聞いた話ですが、「電話占い」のもっとも多忙な時間帯は夜0時~3時くらいとのことです。悩みが深くなる夜の時間は眠りの世界にいた方が良さそうです。
玉埋めメルマガ【開運あれこれ vol.56】より抜粋